~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

店長の机?

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私は小さい頃から何かモノを失くすということはほとんど経験がない
とても「良い子」でした。
といっても、ちょっとした置忘れや見つからないという騒ぎは
ちょくちょくしているのですが、
そのまま探すものが出てこないということは、まず無い。

ところが今、
最近使用していた手帳タイプの大事なノートが出てこない。
ホームページ、ブログ、mixiなどの書き込みテーマや訂正する箇所を書き留めたり、
会議の提案項目など思いついたことをメモしておいたものですが、
もう3週間以上になるが、どこからも出てこない。

車の中、自宅の机周辺、店の私の机まわり、など
何度となく引っ掻き回しているのですが、どうしても出てこない。

ノートなので、ファイルの間に挟んでしまうと見つからなくなってしまうが、
心当たりのファイルは一通り開いてみた。

幸い他人に見られて判読できるような字で書いてはいないので、
見られて困るようなものではないが、
結構大事なノートだったので困っている。


・・・・で、
写真は、店の私の机です。
引き出しの取っ手が見えるので、かろうじてこれが机であることがわかるのではないかと思います。
これじゃあ、モノを失くすのも無理は無いって?

んなこたぁありません。
この散乱したかのように見える秩序の美学がわからないようでは
カンデンスキー、ポロックの絵画は、理解できないでしょう。
「混沌のなかの秩序」
これこそ現代美学、現代哲学、現代科学共通のテーマなのです。

この机?は、日頃、店をきれいにするようにと言っていながらこれはなんだ、と
B型のパートさん達から年中怒られているのですが、現状に端を発してか、
判断のつかない郵便物やFAXなどの書類は、
皆がゴミ捨て場のごとくここに投げ捨てていってくれる。

すでに机の下はダンボールに書類が積み重なり、
椅子を寄せる余地もない。
パソコンは遠くから手を伸ばしてやっと操作しているありさま。

笑われるかもしれませんが、これでいても
整理術や時間術の本などは結構買って読んでいるのです。

自分なりには、チマチマ整理している時間があったら
書類の山に首突っ込んで仕事を先に進めるほうがいい。
それでは効率が悪いだろうなどと言われるが、
それは、一見ほんとうのようなウソ!
目の前の仕事にすぐ取り掛からない口実としてだた整理をしているだけのことが
意外と多いのではないかと思っている。
もちろん、優秀な人は皆、その整理から物事をはじめて
私も店内の仕事はそのように心がけている。

が、
われわれ凡人は、
なにからなにまでそんな整理に気をつかっていたら
息が詰まる。

すべてにおいてそんなことしないほうがいいのではないかと思ってます。

だから今回のような目にあうのかもしれないが・・・。

年に一、二度だけ、
この机の上がすっきりキレイに片付くことがあるのですが、
その時の快感といったら、
たまらない!