~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2月のおさえておきたい本

【一般書】 〇 『斎藤孝 これなら読める龍馬からの手紙』 小学館 1,100円+税 (1日) 〇 野田知佑 『ダムはいらない!新・日本の川を旅する』 小学館 1,500円+税 (3日) 〇 中沢新一 『カイエ・ソバージュ』 講談社 5,000円+税 (3日) 〇 長谷川慶太郎 …

一間箸の話

酒井大岳さんの新刊『気持がホッとする禅のことば』(静山社文庫)が出ました。 このところ、酒井大岳さんの本を続けて読んでいたので、新刊ではありませんが記憶に残るところをまた紹介させていただきます。 『さわやかに生きる』(あさを社)からです。 そ…

「風と土と汗と涙」

北海道へ行ってきました。 札幌へ個人的な仕事の用事ができたので、それにあわせて新学期準備の忙しい時期ですが休みをとって、 函館、小樽、札幌へと強行してきました。 行きは憧れの寝台列車で函館まで。 五稜郭などへ行けるのを楽しみにしていたので、出…

「渋川かるた」改訂版

渋川青年会議所が、合併渋川市の郷土カルタ「渋川かるた」を作成しました。 地域の子供たちの描いた絵や読み札も様々な人が考えてくれて作ったものです。 正林堂でも取り扱わせていただいています。 頒布価格は、 600円+税 絵や読み札が採用された関係者も…

「理解」と「諒解」、文章をつづることの再評価のつづき

前々回に書いた飯塚先生の本の紹介で「引き出す」教育ではなくて、「受け止める」教育のことを書きましたが、同じような表現で「諒解」という言葉がありまです。 これもまた、1年の半分を上野村で暮らす哲学者、内山節さんのよくつかう表現です。 年末のテ…

純粋な自然の贈与

あけましておめでとうございます。 以下は、中沢新一著 『 純粋な自然の贈与』 講談社学術文庫についての文ですが、書評ではありません。 わたしの雑感です。 以前、モースの『贈与論』の紹介を書いたことがありますが、中沢新一氏のこれまでの著作も含めて…