~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

うちの店の棚の特徴

ちょっと前の写真で申しわけありませんが、当店の文芸書の棚の写真です。 文芸書のコーナーといってもよその書店の棚とはちょっと違います。 俗に文芸書と呼ばれる四六版・ハードカバー本の棚に、文庫サイズ、新書サイズの本がごちゃまぜに一緒に陳列されて…

オンデマンド印刷書籍が身近になる日

読売新聞 ‎2009年9月17日 http://www.yomiuri.co.jp/net/news/cnet/20090917-OYT8T00750.htm 「Espresso Book Machine(EBM)」のメーカーであるOn Demand Booksは米国時間9月17日、パブリックドメインのデジタル書籍を集めたGoogleのライブラリにアクセスし…

発売日に入らない本

また、お客さんに申しわけないことをしてしましました。 一昨日の夕方、来店されたお客さんに、タイトルははっきりしないのだけれども、 地元の出版社が出した本で○○といったような本はないかとの問い合わせを受けました。 日ごろ、地元の本はきちんとマーク…

『ダム撤去』

売れなかった本のはなしです。 2004年に発売された本で 青山己織訳『ダム撤去』 岩波書店 2,800円+税 という本を長い間店においていたのですが、なかなか売れなかったので、 今年8月の棚卸のときに、必要な本でもあったので自分用で買ってしまいました。 民…

藤沢周平『密謀』と『天地人』

私はなかなか見ることのできないNHK大河ドラマ『天地人』ですが、 石田三成を中心とした豊臣方と徳川家康とのかけ引きが、 今週、来週あたり、いよいよ面白くなるはずです。 これまで格別魅力的な人物とも思えなかった石田三成ですが、 自己の責任を全うする…

慰問袋の手紙

先日、月夜野の実家の叔母のところに挨拶に寄ったら、こんなものが家の奥から出てきたと、面白いものを見せてくれました。 戦争中に女学生が戦地へ行っている兵隊さんあてに書いた手紙の返事の束です。 話を聞くと、戦地の兵隊さん宛てということで、書くと…

9月のおさえておきたい本

【一般書】 〇 谷川俊太郎 『詩の本』 集英社 1,700円+税 (4日) 〇 『普及版 斎藤一人の絶対成功する千回の法則』 講談社 1,000円+税 (7日) 〇 H・P・ラヴクラフト『文学における超自然の恐怖』 学研 2,500円+税 (8日) 〇 鎌田東二 『神と仏の出逢…