~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

4月のおさえておきたい本

【一般書】 〇 林 真理子 『六条御息所 源氏がたり』 小学館 1,800円+税 (1日) 〇 小泉武夫 『鯨は国を助く』 小学館 1,300円;税(1日) 〇 津村節子 『遍路みち』 講談社 1,600円+税 (3日) 〇 吉村昭 『わたしの取材余話』 河出書房新社 1,600円+…

組み木絵による『なめとこ山の熊』

前回、「熊捕り名人」の本を紹介したら、様々な方と話が広がっていきました。 クマのプーさんのことは出ませんでしたが、ほんとうに話題がいろんな分野に広がりますね。 そんななかで思い出した絵本があります。 宮沢賢治の『なめとこ山の熊』を組み木絵作家…

狩野順司 著 『群馬藤原郷と最後の熊捕り名人』

マタギに関する本は数々出ていますが、本書はそうしたマタギ関連書とは一線を画した格別の価値ある本だと思います。 検索しても書評が出てこないのが残念です。 本書で紹介されている熊捕り名人、吉野秀市さんのことを私は、古書で偶然見つけた松葉豊著『俺…

日本農業をいかに守るか ―― 食料自給率のウソ

浅川芳裕著 『日本は世界5位の農業大国』 講談社+α新書 ネット上のランキングなどでも好調な出だしをみせており、当店でも力を入れている本です。 このタイミングでこそ出版されてしかるべき本です。 日本農業復活のためばかりでなく、日本経済再生のために…

抜井諒一さんによる『群馬伝統銭湯大全』

昨年、ある友人から、本の出版を考えている人がいるので、一度会ってみてほしいと連絡がありました。 本の企画というものは、どんな分野でもそれなりの内容はあるものですが、それが人に伝わる表現にまで仕上げて、さらに読者の手元にまで届くようなかたちに…

3月のおさえておきたい本

【一般書】 〇 ダン・ブラウン 『ロスト・シンボル (上)(下)』 角川書店 各1,800円+税 (3日) 〇 有吉玉青 『三度目のフェルメール』 小学館 1,400円+税 (3日) 〇 遥 洋子 『死にゆく者の礼儀』 筑摩書房 1,500円+税 (9日) 〇 佐高信 『平民宰相…