~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

非定住民・賎民の文化

山伏の話をしてきて、それが鉱物資源の管理者の側面が強いということから、その運搬の主要手段を担う海洋民族との接点も強いことが想像されることに触れました。 こうした話になると常に、様々な非定住民とのかかわりが思い浮かんできます。 酔いどれさんが…

マタギの巻物・通行手形と修験道

マタギの持つ巻物は修験道が発行したものなのだろうか? 修験道の話の続きで、「かみつけの国 本のテーマ館」のなかから 以下の話を転載します。 マタギが持っていたり、東北地方の各地見つかっている巻物は精粗様々であり、巻物の体裁をとるもの、一枚紙に…

山伏と修験道・補足(1)

先日の内山節さんの講演会は、とてもよく修験道の世界が整理されて概括できるすばらしいものでしたが、私の「かみつけの国 本のテーマ館」の様々なページとの関連もある内容なので、講演で触れられなかった内容を中心に、修験道の世界の問題の広がりをちょっ…

内山節講演会「修験道からみた近代」

昨日、以前紹介した「ゆいの家」での内山節さんの講演に行って来ました。 毎度、内山さんの講演となると、遠くから来るファンも多く、 今回も青森や新潟から来てくれた参加者もいました。 知人のソラリスさん、寅さん、その友人のIさんや、佐々木さん、 昔勤…

手を広げすぎているのだろうか?

昨年の秋頃から、どうも仕事が行き詰ったまま、突破口を見出せないでいる。 それは、考えが行き詰っているというよりは、行動が行き詰っているような感じだ。 雑多なことがらに手を広げすぎて、集中してひとつの仕事にかかっている時間が、 数年前にくらべて…

みやま文庫フェア

会員制を原則としている「みやま文庫」のアンテナ・ショップになったことは、 以前に書きましたが、 先週より、「他店では手に入らない群馬の本」フェアとして店内にコーナーをつくりました。 既に在庫が少なかったものは、売り切ってしまい みやま文庫事務…

煥乎堂出版バーゲンブックフェア

本日より、煥乎堂の出版物のバーゲンブックフェアをはじめました。 このフェアのいきさつについては、前に書きましたが、 2月下旬までの間 「他店では手に入らない群馬の本フェア」として みやま文庫とともに販売します。 主な販売書籍リスト ・尾瀬100年―登…

風邪に負けた

ここ20年くらいの間は 風邪なんて、ひきたいとき以外は絶対にひかない自信があったのに B型のパートがみんな1ヶ月くらい長引いているのに とうとう巻き込まれてしまった。 寝違えたような首、肩の痛み、 腰痛 脇のあばら骨のあたりの痛み パートに聞いたら…

わが極秘エージェントからの情報

センター試験が今月中旬に終了したら その催事コーナーで入れ替わりはじめる予定の 「他所では手に入らない群馬の本フェア」 の準備をこの今日、明日のうちに仕上げようと思ってる。 他所の本屋では手に入らない本という意味には ふたつの柱がある。 ひとつ…

競争やめたら世界一 経済編

お客さんがレジに持ってきた商品をみて えっ?こんな本が出てたんだと驚いてしまうことが時々ある。 昨日は、お客さんのもってきた雑誌の特集タイトルをみて ハッとしてあわてて自分も買った雑誌がある。 週刊東洋経済 「北欧はここまでやる。格差なき成長は…

♪ひとーり上手と呼ばないで

少し前のブログ「魂まで酔わせる酒」で、 サシでの対話の価値について触れましたが、 裏を返すと、私は集団で飲む酒はとても苦手。 いや、酒に限らず集団そのものをどうも苦手としています。 きっとイヌ科ではなく、ネコ科に属しているのだと思う。 大勢で酒…

ゆいの家

高崎市の北のはずれに、 コミュニティーサロン「ゆいの家」というところがあります。 そこの代表の高石友江さんには、県内の興味深い講演会会場などで いつも会うべくして会えるような、わたしとも似た問題意識を持った方ですが、 ようやく、数日前にその「…

年頭の所感

毎年、年末年始は外界もシンと静まりかえるので、 ひとり静かに何か書き上げることが多いのですが、 今年はなにもできなかった。 年末は叔母の本の仕上げをギリギリで間に合わせ、 大晦日、6時で店を閉めて 月夜野の叔母の家に届けるも、 家にいたのは叔父だ…