~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ツイてる、ツイてる!

昨日から、小学校の後期の教科書配達。 運良く、ちょうど昨日から涼しくなってくれた。 しかも、昨日も、今日も早朝だけ雨がザーと降り、7時ころには止むという気のききよう。 そんなにオレは、日ごろの行いが良かっただろうか? それでも、一日に三度、下着…

蝉しぐれ

昨夜放送の「蝉しぐれ」、残念ながら後半のほうしか見れませんでした。 どうしても山田洋次監督の作品のほうを贔屓目に見てしまいますが、 脚本の練り方が弱いのはよくあることながら、映像の組み立ての方は悪くない気がしました。これなら、しっかりと一度…

再会に感謝!

知らないお客さんから、レジで突然、声をかけられるのは嬉しい。 たいていはホームページやブログを見て来てくれた人だからだ。 昨日も、ちょっと覚えのないお客さんから、沼田の方からきてる店の方ですか?と聞かれた。 こういう聞き方は、ホームページ関係…

手作りの本

今、私はプライベートで、叔母の書いた文を本にまとめる作業をしていて、先日ようやくゲラ刷りレベルまでこぎつけました。 実は、私がこの叔母の本つくりの作業をするのは、今回が二度目。 叔母にとって出版は三度目になります。 叔母の最初の本は、きちんと…

100年経っても日本に追いつけまい

昼飯を食べによく行っている店で、ずっと前から思っていたこと。 ランチに出るサラダ専用の小さいフォーク。 これでサラダを食べていると、 最後に残った少しばかりのコーンやレタスなどの小さい切れカス、 実に食べにくい! 小さなフォークで刺して食べよう…

人類の偉大なる「叡智」か、「方便」か

長い間、内山節さんの哲学を追いながら、マイミクの三四郎さんとも共有していたやっかいなテーマ、使用価値と交換価値の矛盾と商品・貨幣の問題を、先日の片品でのフォーラムに参加しているうちにある決定的な表現がひとつひらめきました。 それは、わたしは…

之を語りて平地人を戦慄せしめよ

遠藤ケイ 著 『山界異聞 おこぜの空耳』 かや書房 (1991/10)定価 本体1,748円+税 深山分け入っていくと、鬱蒼とした原生林が忽然と開け、その一か所だけ、まるで箒で掃き清められでもしたような不可思議な空間に遭遇することがある。歯だ類や蔓が、他の植…

「尾瀬高校」ってスゴイ!

写真の本を先に見られると誤解されそうですが、 尾瀬高校が何か世界一であるという話ではありません。 実は、この高校がなにか独自の調査・学習活動を活発にやっている学校であることは聞いてい ましたが、私は尾瀬高校のM井先生の話を聞くまで、この高校が…

そうすることしか出来なかった(再び)

毎年、この時期、広島・長崎の原爆と終戦記念日だけでなく、日航機御巣鷹墜落事故など、過去を振り返る話題がひしめきたくさんのことを考えさせられます。 そんななかで今年は、久間元防衛庁長官の仕方がない発言の衝撃がありました。 このニュースがとんだ…

どう語る?「尾瀬」

このたび尾瀬が日光国立公園から独立しました。 地元ではさらに世界遺産登録を望む声も高いようです。 しかし、先の三人委員会哲学塾の内山節さんなども、世界遺産登録がこれまで真の歴史遺産保護のために成功している例はあまり見られないと言っており、わ…

ワープする宇宙

まったく天才の世界というものには、驚かされるばかり。 最近、NHK BS「未来への提言」という番組で話題をよんだらしいのですが、 リサ・ランドールという、ハリウッド女優にデビューしてもそのまま通用しそうなすごい美貌の科学者。 1962年生まれ! ハーバ…

裏山のその日暮らし

うちの裏の杉林のセミたち、なんか変だ! セミって夏のどういうときに鳴くのか? 今月に入って急にとてつもなく暑くなったが、 セミっていうのは、暑いときに鳴くのか、 天気の悪いときは鳴かないのか 湿度の高いときに鳴くのか さっぱりわからない。 今は誰…

本物の自然を再生すること

最近相次いで、木を植える空間として山を確保することが、片品村や渋川で出来そうな話が立ち上がり、とてもうれしく思っています。 しかし、ここで今「木を植える」ことの意義を考えたとき、もう少し説明が必要であることを感じました。 以下は、ある団体へ…

コミュニケーションの質

先日片品で開かれた「三人委員会哲学塾」のフォーラムではいろいろなことを考えさせられました。 そのなかのひとつが、コミュニケーションのあり方についてです。 今回のフォーラムは、安易に結論を出すことよりも、時間をかけて一度、ものごとをじっくり掘…

太刀打ちし難いこの現実

2006年10月9日の“加藤登紀子と仲間たちが唄う 八ッ場いのちの輝き”のステージ録画をもとにしたDVDを見ました。 最近、片品の三人委員会哲学塾フォーラムに来られた大熊孝さんも出ており、すばらしい企画だと思いました。 これだけのメンバーが集まり、多くの…