~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

再会に感謝!

知らないお客さんから、レジで突然、声をかけられるのは嬉しい。
 たいていはホームページやブログを見て来てくれた人だからだ。
 昨日も、ちょっと覚えのないお客さんから、沼田の方からきてる店の方ですか?と聞かれた。
こういう聞き方は、ホームページ関係ではない。

 実は、この方とは二度目の対面だったのですが、お互い半信半疑でわからなかった。
以前、街づくりのアンケート用紙のコピーのためにたまたま店に立ち寄ってくれた方で、行政まかせにしてられない現実に我慢ならず、自主的に活動をされている方で電気関係の会社を経営されているIさんでした。

以前お会いしたそのときは、それほど言葉を交わした記憶はありませんが、僅かの会話をしただけで、この人はホンモノの人だと確信できた方でした。

 昔は、自分と似たような問題意識のひとに出会っても、この人の背景はなんだろう、などと会話をしながらさぐらずにはいられなかった性格でしたが、最近はなんとなく、少しの言葉を交わしただけで、このひとは間違いないとすぐ信頼しきってしまう出会いが多いような気がします。

 そんなIさん、
 ずっと気になっていて、家を探しに行ったこともあったのですが、見つからずにそのまま数年が経ってしまっていました。
今、聞けば、すでに電気関係のお仕事はやめて地域づくりのお仕事に専念されているとのことで、家に電気関係の看板は出ていないとのことで、どうりで見つからない理由がわかりました。

 再びお会いできたこと、嬉しくて、レジで他のお客さんのいることも忘れて一気にたくさんのことを話しかけてしまいました。
 それで話は、コンパクトシティ、サスティナブル・コミュニティ、アワニー原則などの話になり、誤解されやすいそれらの表現のことに対して、再び深い共通認識を確認することができました。

 今日は、店の近く居酒屋で待ち合わせだとのことで、話している間に呼び出しの携帯がなってしまいましたが、あわてて会話の関連部分のホームページをプリントアウトして別れました。
 こういう時はつくずく、ホームページつくっておいて良かった、と思う。
レーザープリンタに、変えておいて良かった、と思う。