梅原猛の「うつぼ舟」シリーズ、待望の第5巻『元雅の悲劇』が出ました。
これまでの
能楽論に、画期的な一歩をしるした作品だと思います。
なんで1、2巻と3巻以降の装丁デザインが変わってしまったんだろう。
装丁は同じ菊池信義さんによるもの。
Ⅰ、2巻の売れ行きが伸びず、編集部からもっと目立つようになんて注文でも入ったのでしょうか。
梅原さんほどの
知名度があっても、こうした内容の市場がどれだけ広がるのか、
やっぱり厳しいものがあるのかとちょっと余計な想像もしてしまいます。
たしかに写真デザインの方が、店頭では目立つめど、Ⅰ、2巻のデザインで統一して欲しかったな。