~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

エージェントへのエール

腰、背中、肩が痛い!
新学期の教科書作業もあと3週間!

今日明日の作業で出遅れた分をなんとか取り戻したい。

同じように同業のエージェントも昨日、悲鳴を上げていた。
私以上に今年はじめて経験する部署であることもあって
疲れ方も人一倍のことと思う。
うちのような少人数の職場と違って
理不尽に思えることもたくさんあることと思う。

冗談半分で、
「これからが本番。ま、楽しくやろうぜ」
と言ったら
「楽しく~?」
と、既に冗談を受け入れる余地もないほどの疲れようだった。
疲れているけど、冗談半分、本音半分のつもりだったのだけど・・・

私も毎年
誰か他に頼れる人はいないのか、もっとバイトでも雇ったらどうなのか
といった疑問がでないでもないけど、
自分でこれだけの仕事を背負えることを、半分(?)楽しんでいるつもりでもある。

お門違いの話ですが、銀行相手(金融業)の話で、
「人は背負っているものが大きいほど信用される」
といわれる。
 いかに能力や資質があっても、独身者でアパート暮らしの無借金生活者よりも
子どもをかかえて住宅ローンを払っている人の方が借り入れはしやすい。

このことは、意外と金融の問題に限ったことではなく
人間の本質をついていることでもある気がした。

イヤイヤ働いている者は、
その仕事を背負う覚悟をせず、ひたすら消化作業としてこなしている。
それに対して
どんな仕事でも、それを自分で背負う覚悟を一度決めると
つらい仕事のなかでも、ちょっとだけ表情から険しさが消える。
それと、その困難をやり遂げたときのイメージが心のうちに持てる。

生きていくうえでは、
背負っているものは、大きいほうがいい。

背負う覚悟さえできれば。

そんな意味をちょっとだけ込めて
エージェントに
「楽しく頑張ろうぜ」
と言ったのだけど・・・

その小さい体では、確かにこの時期の仕事は大変だろう。

でも今の仕事はきつくても、決して突破困難な作業ではないのだから
それは、必ず乗り越えられる。


だから、
一緒に乗り越えようぜ!