~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

やはり出るDVDBOOK「ニーベルンングの指輪」全4巻

以前のブログで、小学館に続いて世界文化社からも、DVDのオペラシリーズが出たことを紹介しました。
その際、今後の企画でワーグナーの大作も是非入れて欲しいものだと書きましたが、
その声が届いたのかどうだか、小学館のほうのシリーズの特別版として、「指輪」が出ることになりました。

いかに名作オペラを網羅していようが、この作品を除いて名作シリーズはないだろうと思っていたのは、私だけではないだろう。


DVD BOOK 魅惑のオペラ特別版
ワーグナー ニーベルングの指輪」 全4巻

  指揮 ダニエル・バレンボイム  バイロイト音楽祭より


第1回配本 8月20日発売
 「ラインの黄金」 定価 本体3,600円+税
第2回配本 9月中旬
 「ワルキューレ」 定価 本体4,700円+税
第3回配本 10月中旬
 「ジークフリート」 定価 本体4,700円+税
第4回配本 11月中旬
 「神々の黄昏」 定価 本体4,700円+税


これが出てくれれば、

残るは、アルバン・ベルクの「ルル」だ。


余談ですが、今日の日経新聞
野田秀樹の新作歌舞伎「愛陀姫」のことが出てました。

ヴェルディのオペラ「アイーダ」を戦国時代版に仕上げて
中村勘三郎とのコラボで上演。
ふたりの新作歌舞伎は今回が三作目。

「野田はナイル川長良川の連想から、物語世界を美濃と尾張の争いに翻案。アイーダは愛陀姫(七之助)、ラダメスは木村駄目助左衛門(橋之助)になり、祈祷師に細毛、≠原(福助扇雀)を配して語呂合わせも健在だ。思い切った演出も試みる。オペラの三重唱をイメージして、三人が音韻を合わせてしゃべる演技に挑戦。巨大な絵巻物のような装置(堀尾幸男)を巻いたり延ばしたりする」そうです。

むむむ・・・、観てみたい。