サンダーバード 第1話
テレビのCMを見ていたら、こんな雑誌いつのまに創刊されていたのだろうと思った。
ジェリーアンダーソン特撮DVDC全 2011年7月12日号
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デアゴスティーニ・ジャパン
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どうやら自分の休みの日に入荷していたので、見落としていたらしい。
大好きなサンダーバードだから創刊号くらいは、安いこともあるから買っておかなければと思い、
早速、買ってみてみました。
この第一話は、わりと見る機会も多く、印象に残っているものですが、
今あらためて見ると、名作と言われるだけの力が随所にみられる作品であると再認識させられました。
まず、原子力で動き、マッハ6で飛ぶ夢の旅客機に、爆弾がしかけられる話であったことにドキリ。
着陸にサンダーバード2号から降ろされたエレベーターカーが使われるシーンはよく覚えていますが、
原子力旅客機のことは、あまり詳しい記憶はありませんでした。
爆発すれば、乗客の命はもちろん、周囲に放射能汚染をまき散らすことになる。
さらに、この旅客機は、原子力エンジンと客室の間の遮断シールドのようなものがあり、
それをを定期的に交換しないと中の乗客も被爆してしまうという。
こうした科学もの、近未来SFなども共通して、
最先端の技術の暴走や事故、あるいはそれらを利用した犯罪やテロが基本構図であることが多い。
こうしたフィクションの世界でも何度も繰り返されているストーリーなのに、
なんで現実の世界の現場で同様のことを想像できないのだろうか。
そんなことは、小説や映画の世界でしか絶対に起こり得ないと、ほんとうに思っているのだろうか。
誰もが感じられることでありながら、
目の前に同様の現実があらわれると、なぜか無視しようとしてしまう人間が常にある。
その気づきと行動の間をうめる心、組織がとても大事だということ、
もう一度、この作品をみて考えてほしい。