~ここから新しい世界に出会える~正林堂

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第四の心臓、それは・・・・、

第四の心臓。
心臓のはたらきをサポートする第四の役割を果たすもの。
それは
ひとの「積極的なこころ」です。

心臓が昔、「心の臓」とよばれたのは
ただ、からだの中心の臓器だからというだけではなく
洋の東西を問わず、
人の「こころ」「ハート」がそこに存在していると考えられているからです。

以前書いたうちのパートさんとの論争、
「心は胸にあるのか、脳にあるのか」
は、残念ながら、まだ決着はついていない。

ここ10年くらいの間で、脳死判定論議などにともない、
人間の「意識」の存在はどこにあるかという疑問には
かなりの解明がされてきてはいるものの、
さて、では「こころ」はどこにあるということになると
まだ、とても簡単には答えはだせない。
(昔読んだ立花隆脳死三部作は、とても面白かった!)

しかし、最近の研究で「脳」以外に意識をつかさどる部分として、
人の臓器、胃や腸などが、
ひとの意識や感情の多くをつかさどっているのではないか
ということが、科学的にもいわれるようになってきている。

解剖学など生まれるずっと前から
人は悩んだときに胃が痛むこと、
感情がお腹、腸の状態の反映であることなど
直感的に知っていた。

今、「心臓」に「脳」のような意識や感情を担えるようなものは
なにもないと一般的には知られいますが、
昔から「わたしのこころの存在」をイメージしたとき
世界中の誰もが、ほかのどの部分でもなく
胸の奥(心臓)を意識するのは、決して偶然ではあるまい。

どうして、ひとの「こころ」の在りかとして、圧倒的多数のひとが
意識・思考をつかさどる頭(脳)よりも
胸、心臓の場所を意識するのか?

わたしはいつもこれを考えただけで
なんかワクワクして眠れなくなる。

また長くなりそうだな~。

では次回に・・・。