~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

一日出張「森の本屋さん」

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昨日今日と、片品村で開かれた、哲学者の内山節さんをはじめとする大熊孝さん鬼頭秀一さんによる三人委員会の座談会に、「一日出張、森の本屋さん」として参加してきました。

私にとっては「かみつけの国 本のテーマ館」のいたるところで紹介させてもらっている内山さんに会うことが、最大の目的で、この日程だけはかなり前から絶対に変更させないつもりで職場の理解を得てもらっていました。
土曜日の前橋の公開フォーラムを含めて足かけ3日間に及ぶ座談会。
 その2日、3日目の片品村岩鞍スキー場内の会場で、内山さんの著作を中心に、三人の書籍を販売させてもらいました。

もともと内山さんの熱心なファンが、高知、和歌山など遠くからもたくさん集まる会合であったため、個々の本について十分やりとりをしながら販売できる理想のスタイル。

このフォーラムは、講師陣も含めて全員が参加費を払って出席しているものであり、誰も交通費でさえ謝礼を受け取ってはいません。そうした場にひとりだけ商売で参加していることの負い目もありましたが、内山さんの魅力を伝える仕事で貢献できたことには満足できる。

50冊ほどの本を売ることができたばかりでなく、絶版品切れ本の入手方法としてテーマ館のamazonリンクの紹介につなげることもできました。

片品村の話だけ聞いていた人たちの顔を見ることができ、そのエネルギーを改めてしることができたばかりでなく、地域で活躍しているすばらしい仲間とも大勢知り合うことができたとても有意義な3日間でした。