~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

野良ネコ捕獲機の二次災害

私のつくっているサイトのなかで、
日航機事故のページとともに、古くから人気のページに

「野良ネコ捕獲機お貸しします」
http://www18.ocn.ne.jp/~shorin/page083.html

があります。

これは、キーワードが「ネコ」というヒットワードであることと
野良ネコの被害で困っているひとが実際に
かなりたくさんいることにより、
アクセスが多くなっているようです。

多くの人にみてもらえることはうれしいのですが、
現実に困っているひとからくるたくさんのメールに
時々悩まされることがあります。

どこの誰かもわからない、まったく名乗りもしない人から
詳しい捕獲機の作り方や部分説明を度々求められるのです。

同じ被害者としても気持ちはわからなくもないが、
なんかメールを送って教えてもらえば
簡単に出来るような安直な発想と
どこの誰であるかも名乗らず
質問メールを出せば自動的に返信が帰ってくるような発想が
どうも納得しがたい面があって、
最近は、ペンネームでも名乗りもしない問い合わせには
スパムメールか悪質な悪戯の可能性ありと勝手に判断して、
相手によっては返事を出さないことがあります。

最近そんな対応方法をしばらく悩んでいましたが、
今度パターン化した返信を送ってあげることにしました。



野良ネコ捕獲機についてメールいただきました。

詳細についていくつかのお問い合わせですが、
野良ネコは、十分学習能力や知恵も兼ね備えた
とても高等な動物です。
そうした生物に対抗することは、
安易なマニュアル発想の対応のみで
太刀打ちできる問題では決してありません。

私は、優秀な野良ネコとの長い闘いを経て
彼らの知能、生き抜く知恵と努力を敵ながら
深く尊敬すらしております。
その意味で、捕獲機を作るということは
その時々に皆さんの手に入る材料の材質、
その場の環境によって様々な工夫を要するものと思います。

私のホームページ写真ではわかりにくい面も
多々あるかとは思いますが、
想像力を働かせて自ら工夫を重ねることなく
安易に答えを求めても
必死で生きている彼らに勝つことは、
およそ不可能であるかと思います。

まずいくつかの捕獲機を作ってみたうえで
考えるレベルでなければ、
闘う前から「野良ネコ」の生命力には
すでに負けているともいえます。


不明な点は、自ら想像力を働かせ、
入手可能な材料に工夫を重ね、
敵(野良ネコ)に敬意を払って
真剣に闘いに挑まれることを望みます。

よって、
ここでは○○さんの健闘を祈ることで
私の返信とかえさせえていただきます。

以上。


こりゃ、知らない相手にはちょっとぶしつけかな?