~ここから新しい世界に出会える~正林堂

渋川市の書店「正林堂」からお店の企画、本の紹介、地域の情報などを気ままに発信します。

2011-01-01から1年間の記事一覧

東日本大震災 ――復興支援フェア

東日本大震災が起きて以来、津波、地震、原子力・エネルギー問題などのフェアを早く展開しようと思っていましたが、良い本がなかなか入手できずにまとまったコーナーが作れずにいました。 このたび、なんとか連休前に、一程度の本を入手することができました…

原発で暮らす避難者たち!?

週刊金曜日の4/22号に 「まさか!原発で暮らす避難者たち 宮城県や女川町はなにをしているのか」 という驚くべき記事がありました。 3月11日の大震災直後、女川原子力PRセンターに孤立した住民が集まったが、水道や暖房が止まったため、電気も水も生…

今こそ、『くじけないで』

震災、津波、原発事故という未曽有のトリプル災害から、もう1カ月になります。 被災地も、災害直後のショックは過ぎたものの、なかなか先の見えないこれからの復興に、次第に疲労感が増す時期に入ってきています。 目先のことで精一杯の現地の人たちへ、外の…

『シェア 〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略』

復興に役立てたい本シリーズ ③ マーク・ザッカーバーグとダスティン・モスコヴィッツとともにfacebookた創業したひとり、クリス・ヒューズのことは、わたしは映画「ソーシャル・ネットワーク」のなかではじめて知りました。 ザッカーバーグがプログラム開発…

吉村昭『関東大震災』

復興に役立てたい本シリーズ ② 災害と事故 『関東大震災』に学ぶ 災害や事故には、どうしても「運」というものがつきまといます。 ほんの一瞬の時間の差や、ほんの僅かな場所の違いなどが、人の生死を大きく分けてしまいます。 しかし、そのほとんど「運」と…

吉村昭『三陸海岸大津波』

復興に役立てたい本シリーズ ① 吉村昭『三陸海岸大津波』中公文庫 本体514円+税 文春文庫 本体438円+税 (ただ今重版待ちです) 原題『海の壁 ―三陸沿岸大津波』中央公論社 昭和45年刊 明治29年、昭和8年に続いて昭和35年のチリ地震津波と三度にわたる大津…

4月のおさえておきたい本

【一般書】 〇 井上ひさし 『ふかいことをおもしろく(仮)』PHP研究所 1,100円+税 (1日) 〇 姜尚中 『トーキョー・ストレンジャー』 集英社 (5日) 〇 東海林さだお 『ゆで卵の丸かじり』 朝日新聞出版 1,200円+税 (7日) 〇 春日武彦 『老いへの不…

【3月のおさえておきたい本】

〇 あさのあつこ 『ようこそ、絵本館へ』 文芸春秋 1,400円+税(1日) 〇 奈須きのこ 『3/16事件』 講談社 1,200円+税 (1日) 〇 『SAPIO編集部編『マイケル・サンデルが誘う「日本の白熱教室」へようこそ』 小学館 1,000円+税 (2日) 〇 東野圭吾…

棚下の不動滝

地元の修験道の人たちが、よく滝行をしている棚下の不動滝へ行ってきました。 この自由な表現も修験道ならではかも。 いいですねえ。 およそ200段の階段。 滝行は、よく場所を選ばないと首がへし折れそうな落差があるhttp://img.mixi.jp/img/emoji/246.gi…

雪だルンルン。

雪かき完了! 昨夜の降り方からしたら、もっと積もるかと思ったけど、意外と少ない積雪でした。 雪が降ったあとの青空の景色は、ほんとうにきれいですね。 お年寄りには大変なことですが、大自然が少し身震いするようなことは、 時々体験して慣れておかない…

ぐんまの里山てくてく歩き

小暮 淳 著 『電車とバスで行く ぐんまの里山 てくてく歩き』 上毛新聞社 定価 本体1,200円+税 お店にならべると、ちょっと地味で他の本の間に埋没してしまいそうな本ですが、とても良い本です。 山歩きのガイドブックは、昔からたくさん出ており、群馬地…

2月のおさえておきたい本

【一般書】 ○ 外山滋比古『失敗の効用』みすず書房 2,300円+税(1日) ○ 尾形幸弘『斎藤一人 商人道』PHP研究所 1,200円+税(1日) ○ 『佐野洋子対談集 人生のきほん』 講談社 1,400円+税 (3日) 〇 酒井順子文・ほしよりこ絵『来ちゃった』小学館 1,400…

鬼の首を取った!

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 さて、 日ごろ、うちのB型のパートさんから、店長は店をきれいにしろといつも言ってるけど、まず自分の机の上をなんとかしろ、と怒られてばかりいます。 やたらうる…